低学年のうちからしておくべきことが分からない…。塾に通わせるべきなの?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 【結論】中学受験は低学年の過ごし方が重要
- 中学受験に向けて低学年ですべき3つのこと
- 中学受験で低学年から塾に通わなくても良い理由3つ
この記事を書く僕は、現役医学生。塾なしでの中学受験経験があり、家庭教師としての指導歴は5年以上です。
本記事の執筆者
一般に、中学受験するなら新4年生のタイミングで入塾するべきと言われていますが、低学年では何をすべきかと悩んでいる方もいるでしょう。
また、「もっと早めに入塾しておかないと、席がなくなるんじゃないの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
そこで今回は、中学受験を考えている方に向けて低学年の過ごし方について解説するので、ぜひ参考にしてくださいね!
【結論】中学受験は低学年の過ごし方が重要
結論から言うと、中学受験は低学年の過ごし方が非常に重要です。というのも、低学年の頃から勉強習慣がついていると、4年生からの勉強もそこまで苦じゃなくなるからです。
今まで全く勉強していなかった子が、4年生で急にムチ打たれて塾に通いだすより、低学年の頃から勉強していた子の方が圧倒的に折れにくい。
毎日少しずつでも良いので、勉強が苦じゃなくなる習慣作りに励みましょう!
中学受験に向けて低学年ですべき3つのこと
低学年の頃にしておくべきことは3つです。
- 勉強の土台となる実体験を積み重ねる
- 小学校の先取り学習
- 受験の情報収集
一つずつ深掘りします。
①勉強の土台となる実体験を積み重ねる
勉強の土台となる実体験が積みあがっている子は、本格的に受験勉強が始まっても強いです。
具体的に言うと、以下のようなものがあげられます。
低学年でおすすめの過ごし方の例
- 歴史スポット巡り
- スーパーでのお金のやり取り
- 虫取り体験
こうした体験は本で読むだけより記憶にも残りやすいですし、問題を解くときにも役立ちます。
勉強が身近に感じられれば、あらゆるものから学びを得てグングン伸びていくでしょう。
子供の知的好奇心を育むためにも、お子様の疑問にはなるべく答えてあげてください!
②小学校の先取り学習
2つ目に、小学校の先取り学習がおすすめです。
賛否両論ありますが、ハッキリ言って先取り学習は非常に強力です。
4年生頃に小学校6年間の範囲が全て終わるくらいの計画を立て、問題集買って教えてあげてください。
1~2学年先の範囲に取り組んでいるのが理想です。
学校の宿題はすぐ終わる、100点ばかりの状態に仕上げておきましょう!
③中学受験の情報収集
3つ目は、受験に関する情報収集です。
具体的には、以下の2つの情報を集めましょう。
- 入塾を考えている塾
- 周辺の中高一貫校
近くに中学受験専門の塾があるかどうか、実際に通っている先輩ママさん・パパさんがいるかどうか調査しましょう。
もし見つかったら、実際にお話を聞いてみると良いですね。リアルな評判や料金ほど参考になるものはありません。
また、受験を考えている中高一貫校の資料請求をしたり、学校見学に行ってみると良いです。
まずは親御さんだけで学校見学に向かい、気に入ったらお子様も連れて遊びに行くのがおすすめです!
中学受験で低学年から塾に通わなくても良い理由
人気の塾では、「低学年の頃から通っておかないと席がなくなってしまう」という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
ですが、結論から言うと、低学年のうちから塾に通う必要はありません。理由は以下の2つ。
- 受験に直接関係しない範囲を扱う
- 後からいつでも入塾できる
一つずつ深掘りします。
理由①受験に直接関係しない範囲を扱う
大手の進学塾でも、低学年コースは受験とは直接関係しない内容を扱います。
具体的に言うと、パズルを使って図形に関するイメージを養ったり、言葉遊びをしたりです。
確かに基礎学力の形成に役立ちますが、これなら自宅でもできるように感じるでしょう。
僕のおすすめは、学研プラスの「ピーターキューブ」という図形パズル。
お手頃価格で大人も一緒に楽しめるので、ぜひチェックしてみてください!
理由②後からいつでも入塾できる
2つ目の理由として、後からいつでも入塾できることがあげられます。
塾としても合格実績の頭数を増やしたいので、優秀な子なら6年生からでも受け入れてくれるでしょう。
ムダに不安を煽る塾や親御さんの言うことは無視してOKです。
今から勉強を始めて、どこへでも入塾できる学力を作りましょう!
まとめ:中学受験は低学年から準備を始めよう!
今回は、低学年の過ごし方について解説しました。
低学年から塾に通う必要はないとはいえ、学力の土台を作るためにやるべきことはいっぱいです。
本格的な受験勉強が始まる前に、お子様が内容をイメージしやすいような体験を色々とさせてあげましょう!
4年生以降の勉強法は、以下の記事でまとめているので、併せてチェックしてみてくださいね。
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