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【超重要】誰も教えてくれない中学受験での親のサポートの極意を完全公開

はとせん

中学受験って親はどんなサポートをすれば良いのかな?不安でいっぱい…。

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 中学受験における親の3つの役割
  • 中学受験する親からのよくある質問

この記事を書く僕は、現役医学生。塾なしでの中学受験経験があり、家庭教師としての指導歴は5年以上です。

本記事の執筆者

はとせん:Twitterアカウント(@hatosen_)

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「中学受験は親の受験」と言われるほど、親のサポートがカギを握ります。

中学受験は特殊な世界であり、なんとなく流されるように挑んで成功できるほど甘くはありません。ただ、塾・お子様・親御さんが一丸となって挑むことで、かけがえのない経験を得られる世界でもあります。

そこで今回は、家庭教師として親御さんが抱える不安・悩みに答え続けてきた僕が、親子の関わり方について図解を使って徹底的に解説します。ぜひブックマークをして、困った時には何度も読み直してください。

この記事で「何をすべきか・すべきでないのか」を理解し、今後の受験生活に活かしていきましょう!

目次

中学受験における親の3つの役割

中学受験における親の3つの役割

大前提として、中学受験をする親御さんには膨大な仕事が降りかかります。

お子様をアスリートとするなら、親御さんはコーチ。お子様が余計なことを考えずに受験勉強だけに集中するためには、勉強以外の雑用全てをやってあげるのが理想です。

中学受験にあたり、親御さんに課せられる使命は3つです。

  1. 勉強を教える
  2. メンタル面の管理
  3. サポート全般

これらを確実にこなしていくためには、親御さんも正しい知識や努力が必要です。

はとせん

まずは、それぞれのやるべきことを詳しく解説していきます!

①勉強を教える

①勉強を教える

これは完全な持論ですが、中学受験では親御さんも教える側に回った方が良いです。というのも、塾の授業より、自習室や家で1人で勉強している時間の方が間違いなく長いからです。

1週間あたりの勉強時間の比較

  • 塾の授業:10~15時間/週
  • 自習室や自宅で1人で勉強する時間:20~30時間/週

どう考えても、塾の先生にあれやこれやと注文をつけるより、自宅学習にテコ入れした方が効果は高い。

さらに、親御さんが勉強を教えることができれば、塾の自習室に通う必要がなくなります。通塾時間が減り、その分勉強に充てられるので、ますます成績はアップ。最高のスパイラルに突入するでしょう。

勉強面で親御さんがすべきことは以下の2つです。

  1. 教養が身につく日常会話
  2. 分からない問題の解説

順番に深掘りします。

1.教養が身につく日常会話

1.教養が身につく日常会話

お子様の学力を底上げするために必要なのは、日常会話に教養を散りばめることです。

例えば、以下のようなものが考えられます。

  • 会話にことわざを混ぜる
  • スーパーで小銭が少なくなる払い方をさせてみる
  • 満月の日にどの方角に見えるか確認する

日常的に塾で習ったことを思い出すことができれば、これ以上の復習になるものはありません。

難しく感じるかもしれませんが、そこまで深く考えなくてもOKです。

塾のテキストや新聞をチラ見し、一つ会話のネタに入れてみましょう。

はとせん

効果もバツグンなので、ぜひ試してみてくださいね!

2.分からない問題の解説

2.分からない問題の解説

分からない問題を質問されたら、その場で教えてあげられるのがベスト。塾の先生に質問するには並ばなければいけないですし、時間も空いてしまいます。

はとせん

とはいえ、きちんと教えられるか不安ですよね。

ポイントは、テキストの解説をガッツリ読むこと。ご自身が問題を解ける必要はありません。親御さんの役割は、「解説の解説」です。お子様が分かりやすい言葉で、解説をかみ砕いてあげてください。

実を言うと、家庭教師の僕でも、難しい問題を教える際には一応解説も確認します。というのも、塾によって若干解き方が違うから。

お子様を混乱させないためにも、塾の先生と同じ教え方で教えてあげましょう。

解答・解説はガンガン読んでOKなので、お子様の疑問はその場でつぶしてください!

②メンタル面の管理

②メンタル面の管理

お子様のメンタル面の管理も重要な役割です。イライラしながら勉強しても頭に入りませんし、いつまでたっても勉強しないのも困りもの。

ポイントは、「ほめる」と「叱る」のバランスです。

お子様をほめるコツ

お子様をほめるコツ

個人的に重要だと思っているのが、「根拠を持ってほめる」ことです。

特に理由なく「毎日頑張ってるね、スゴイね」とほめても何も生まれません。

良いほめ方の例

  • 宿題が早く終わった
  • 小テストがいつもよりできた
  • 模試の偏差値が上がった

ささいなことでも良いので、目に見える成果を上げた時にほめてあげるのがコツ。

モチベーションが上がりますし、次は何を頑張ろうかと目標設定にもつながります。

はとせん

上手くほめて、お子様を良い波に乗せましょう!

お子様を叱るコツ

お子様を叱るコツ

単純にサボっていた時は、きっちり叱りましょう。宿題をやっていなかったり、答えを丸写ししていた時です。

注意してほしいのは、「叱る→なぜできなかったかの理由を聞く→次からはどうするか」までをワンセットにすることです。これをしないと、ただ感情をぶつけるだけになってしまいます。

とはいえ、やってできなかったことを怒るのはNG。頑張っても宿題が終わらなかったのなら、どうすればできるか考えてあげるのが親や先生の役目です。

はとせん

厳しさと優しさを使い分け、お子様のメンタルを最高の状態に保ちましょう!

③サポート全般

③サポート全般

勉強以外の作業はできる限り親御さんがサポートしてあげましょう。甘やかしているように感じる気持ちも分かりますが、ただでさえ大変な受験勉強に小学生が取り組んでいるのですから、余計な負担は軽くしてあげるべきです。

親御さんの役割は、お子様が勉強だけに集中できる環境を整えること。

具体的にどんなことをすれば良いのか解説していきます。

親御さんの仕事

  1. スケジュール管理
  2. プリントの整理
  3. 塾への送迎
  4. お弁当作り
  5. ストレス対策
  6. 志望校選び

1.スケジュール管理

1.スケジュール管理

スケジュール管理は全てやってあげましょう。ポイントは、「何を」「いつやるか」の2点を決めることです。

「何を→いつやるか」の例

  • 計算問題を→学校から帰ってきた直後にやる
  • テキストの復習を→塾のない日にやる
  • 終わらなかった宿題を→土曜日に回す

また、せっかく立てた計画も予定通りにはいきません。

できなかったタスクをいつに回すか、常に修正し続ける必要があります。

僕のおすすめは、ホワイトボードを使うこと。1日のノルマだけを書き、時間までは決めないやり方です。

ホワイトボードなら書き直しやすいですし、「算数:18時から20時まで」などとガチガチに決めるよりも柔軟に対応できます。

ホワイトボードでのスケジュール管理

きりの良いところで終われるし、気分によって順番を変えることもできるのでおすすめです。

詳しくは、「中学受験のスケジュール管理はホワイトボード一択!【5ステップで解説】」を参考にしてください。

2.プリントの整理

2.プリントの整理

塾からは膨大な量のプリントが配られます。お子様に整理をさせると、時間もかかるし何がどこにあるのか分からなくなるので、親御さんがやってあげると良いでしょう。

同じ種類のプリントを分類し、教科ごとに分けていらないものは捨てます。

個人的な意見としては、迷ったら全部捨ててOKです。重要なプリントならどうせ新しくもらえるし、補助プリント程度なら、似たような教材が市販されていることがほとんど。

整理で時間を浪費するくらいなら、潔く捨ててしまっても問題ありません。必要なものだけ購入しなおせばOKです。なんならフルカラーできれいにまとまっているので、分かりやすいことまであるでしょう。

とはいえ、さすがに重要そうなプリントだと感じたら、捨てる前にお子様に確認してください!

3.塾への送迎

3.塾への送迎

まだ中学生にもなっていないお子様が夜遅くまで塾にいるのは心配ですよね。

可能であれば、塾か最寄り駅まで迎えに行ってあげましょう。

はとせん

携帯電話を持たせておくと安心です!

4.お弁当作り

4.お弁当作り

自宅に帰ってきてから食べると遅くなるので、塾ではお弁当休憩が用意されています。夏期講習などでは毎日2食分持たせて出かけることもザラです。

毎日コンビニだとさすがに栄養が偏るので、なるべくお弁当を作ってあげましょう。

とはいえ、毎日毎日お弁当作りなんて大変ですよね。前日の残り物や冷凍食品を活用してOKなので、朝ごはんと一緒に作ってあげてください。

はとせん

たまに時間があるときに、美味しいものを食べましょう!

5.ストレス対策

5.ストレス対策

イライラして泣きながら勉強するような状態では、解けるものも解けません。どれだけ大変でも、食事・睡眠はしっかりとりましょう。

また、学校見学に行くとストレス解消に加えて、モチベーションアップにもつながるので一石二鳥です。

とはいえ、偏差値アップ以上のストレス解消はありません。中学受験に挑む以上、成績アップのための創意工夫は必須です。

はとせん

家庭教師でもなんでも良いので、使えるものはドンドン活用していきましょう!

ストレス対策については、「中学受験のストレスの原因と根本的に解消する4つの手順【今すぐ対処が必要です】」を参考にしてください。

6.志望校選び

6.志望校選び

お子様の受験とはいえ、お金を出すのは親御さんです。

以下のポイントを全てチェックし、納得できる志望校を選びましょう。

学校選びのポイント

  • 通学時間
  • 偏差値
  • 進学実績
  • 男女別学or共学
  • 教育方針
  • 宗教
  • 設備
  • 費用
  • 受験科目

また、受験本番では、第一志望校だけを受けることはあまりありません。

第二志望・第三志望と、いくつも併願して受けることが多いです。

出題傾向が全く違う学校は対策するコスパが悪いですし、午前・午後と連日のように受験が続くので、移動時間を考慮するとそもそも試験開始に間に合わないといったことも…。

はとせん

直前期に塾の先生とも相談し、併願パターンを決めていきましょう!

中学受験する親からのよくある質問

ではここからは、中学受験に関するよくある質問にお答えしていきます。

  1. 塾では教えないでって言われたけど?
  2. 成績が伸びない時はどうすれば良い?
  3. 塾の宿題がなかなか終わらない時はどうすれば良い?
  4. ゲームは禁止すべき?
  5. 習い事は続けてOK?
  6. 共働きでも問題ない?
  7. 受験を辞めたいと言われたら?
はとせん

実際僕の元によく届く質問を集めたので、ぜひ参考にしてみてください!

Q1:塾では教えないでって言われたけど?

Q1:塾では教えないでって言われたけど?

先ほど、親御さんも教える側に回った方が良いとお伝えしましたが、塾ではよく「親御さんは何も教えないでください」と言われるかと思います。

結論から言うと、「塾の先生と同じ教え方ができる」なら問題ありません。

確かに、自己流で下手に教えるくらいなら、何もしない方が良いでしょう。ですが、塾と同じ解き方で説明するならOKです。

お子様が勉強する場所は塾だけではありません。塾でも自宅でも教えてくれる環境が整えば、いわば完全な英才教育が完成するのです。

そのためには、事前にテキストの解答・解説を読み込み、全く同じ思考ができる必要があります。

難しいようであれば、潔く家庭教師にお願いするのが無難でしょう。

はとせん

月1~2万円で自宅学習の質が上がるので、家庭教師はめちゃくちゃおすすめです!

Q2:成績が伸びない時はどうすれば良い?

Q2:成績が伸びない時はどうすれば良い?

志望校の偏差値になかなか届かず悩んでいる方は多いです。みんな頑張っているので、成績が下がらないだけでも頑張っているという理屈は分かります。

とはいえ、それでは目標には届きません。

今よりも成績を上げるためには、勉強の「量」か「質」のどちらか、あるいは両方を上げる必要があります。

  • 量:勉強時間を増やす
  • 質:効率の良い勉強方法に変える

単純に勉強時間が少ないだけなら、ゲームや習い事の時間を減らしたり、トイレの壁にポスターを貼るなどスキマ時間を活用することで改善できます。

問題なのは、効率の悪い勉強法をしているケース。

NGな勉強法の例

  • ノートの取り方が汚い
  • 解説を読むだけで理解できていない
  • 復習をしない

上記のように原因は様々ですが、自分では何が悪いか分からないかと思います。

はとせん

頑張っているのに成績が上がらない…。という方は塾や家庭教師の先生に相談してください。

Q3:塾の宿題がなかなか終わらない時はどうすれば良い?

Q3:塾の宿題がなかなか終わらない時はどうすれば良い?

習った知識を定着させるために、宿題は重要な部分です。塾によって差はあれど、宿題は全部終わらせるのが理想です。とはいえ、毎日毎日遅くまで宿題に取り組み、寝不足が続く場合はどうしたら良いのでしょうか。

大前提として、宿題は睡眠時間を削ってまでやるものではありません。また、答えを丸写しするなんて時間のムダです。

宿題をきちんと実力に結び付けていくために、以下を試してみてください。

  • 重要な問題をピックアップして取り組む
  • 土日の空き時間で調整する
  • 家庭教師を利用する
  • クラスのレベルを下げる
  • 宿題の少ない塾に転塾する

終わるまで頑張るといった対策では根本的な解決になりません。

詳しくは、「【中学受験】塾の宿題が終わらない本当の原因と5つの対処法」で解説しているので参考にしてください。

Q4:ゲームは禁止すべき?

次に、ゲームは禁止すべきなのかという質問です。プレイ時間に関するルール作りは必要ですが、禁止までする必要はないというのが個人的な意見です。

というのも、ゲームって意外とメリットもあるからなんですよね。学校の友達との共通の話題になるのでメンタル的に良いです。

また、ゲームクリアと成績アップの喜びは似ています。ゲームをクリアしたいという欲求を、第一志望校に受かりたいという方面に上手く誘導してあげれば、自分から勉強し始めることでしょう。

ゲームを禁止しても結局YouTubeを見るだけで根本的な解決には至りません。

はとせん

ご褒美を用意するなどして、楽しく勉強できる工夫をしていきましょう!

Q5:習い事は続けてOK?

Q5:習い事は続けてOK?

習い事については、週2回程度までならOKだと思います。

たまにやるスイミング・ピアノなどは、体力づくりやストレス解消になるでしょう。

注意してほしいのは、サッカーなどの団体競技の場合。

土日には塾の授業や学校説明会が入ってしまうため、試合に毎回出るのは難しいかと思います。レギュラーであれば、少なからず迷惑もかけてしまうかもしれません。

はとせん

監督やコーチと相談し、続けられそうかどうか判断してください!

Q6:共働きでも問題ない?

Q6:共働きでも問題ない?

共働きだと子供の面倒をあまり見られず、中学受験は難しいかもと考える方もいるかもしれませんが、ぶっちゃけ全く問題ありません。なんなら、経済的に余裕がある分有利とまで言えるでしょう。

共働き家庭のお子様はしっかりしている子が多いですし、1人でもある程度勉強できます。

注意点は、以下の3つです。

  • 忙しくても子供の勉強状況はチェックする
  • 仕事を休まなければならない日は早めに伝えておく
  • お金で解決できることなら惜しまず使う

1人で勉強できるとはいえ、宿題をやったかどうか、授業についていけているか等はやはり放置せずチェックしておくべきです。疲れているでしょうが、休日に一緒に勉強するのも効果的。

はとせん

外食やコンビニ弁当を利用するなど、多少お金はかかっても楽な方を選びましょう!

Q7:受験を辞めたいと言われたら?

Q7:受験を辞めたいと言われたら?

周りの子たちがドッジボールやサッカーで遊んでいる中、自分だけ毎日毎日塾通いだと、中学受験を辞めたいと感じることもあるでしょう。模試で思うように結果が出なかったらなおさらです。

家庭教師として働いていて、もう受験を辞めようかと考えていると相談されることもありましたし、ぶっちゃけ僕も小学生の時はいやいや勉強していました。

気持ちは痛いほど分かりますし、無理に続けろとは言いません。ですが、あえて言わせてください。(不快に思う方もいるかと思うので、参考程度にお願いします。)

仮に中学受験を辞めたとして、本当に幸せになれるのでしょうか。

生きている限り、「競争」からは逃げられません。どうせ高校受験・大学受験があるし、就職したら次の競争相手は上司や同僚・部下たちかもしれません。

社会の理不尽にも立ち向かい、時には自分自身と戦わなければいけない場面もあるでしょう。

ここで受験から逃げ出したとして、この先逃げずに困難を乗り越えられる力がつく日は来るのでしょうか?

はとせん

一時の気の迷いなら、絶対に許してはいけないと思います。

まずは、なぜ辞めたいと思ったのか聞くことから始めてください。

辛いことも逃げずにやりきることでしか身につかない、どんな逆境をも乗り越える力をつけてほしいとお思いの方は、ぜひ僕と一緒に頑張っていきましょう

まとめ:中学受験は親のサポートが命!全力で挑みましょう

今回は、中学受験で親がするべきサポートや心構えについて解説しました。

何度も言いますが、中学受験は簡単に乗り越えられる世界ではありません。しかし、そのハードルを乗り越えられるかどうかは、お子様と親御さんが協力し、努力を続けられるかどうかにかかっています。

はとせん

今回紹介した知識を確実に実践して正しい努力を積み上げれば、悔いのない中学受験にすることができるでしょう。

親御さんのやるべきことは多いですが、非常に重要です。全部やりきるのは不可能だと感じたら、遠慮せず家庭教師の利用を検討してください。

優秀な家庭教師なら、単に勉強を教えるだけでなく、どんなお悩みも相談に乗ってくれることでしょう。

以下で、家庭教師の活用法やおすすめを厳選して3つ紹介しているので、併せてチェックしてみてくださいね。

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この記事を書いた人

【合格をつかむ最強の味方】中学受験ノウハウの全てを伝えます│公立小→私立中高一貫→国立医学部│最高偏差値78.1│家庭教師歴5年│ブログ「はばたけ中学受験」│受験に関するご相談はお問い合わせから!

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