共働きは中学受験で不利なの?思い切って仕事を辞めるべき…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 共働きでも中学受験は不利にならない
- 共働きで中学受験する3つのコツ
- 共働き家庭の中学受験に関するよくある悩み
この記事を書く僕は、現役医学生。塾なしでの中学受験経験があり、家庭教師としての指導歴は5年以上です。
本記事の執筆者
結論から言うと、中学受験は共働きでも全く問題ありません。
とはいえ、子供のサポートに充てられる時間が短くなってしまう分、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、共働き家庭が中学受験する際の注意点を解説したうえで、よくある悩みに一気に答えていくので、ぜひ参考にしてください!
共働きでも中学受験は不利にならない
冒頭でも触れましたが、中学受験は共働きでも全く不利になりません。
塾の拘束時間が長いため、多少仕事が遅くなっても十分迎えに行けるでしょうし、自習室で待っていてもらえばいいだけです。
それに、中学受験は何かとお金がかかります。
1馬力よりも、夫婦で働く方が経済的にも精神的にも余裕が出るでしょう。
共働きのお子さんはしっかりしていることが多く、自分から机に向かう習慣があったりするので、むしろ有利だと感じます!
共働きで中学受験する3つのコツ
共働きでも問題ないとはいえ、やはり子供と一緒に過ごせる時間が少なくなってしまうのは事実。
ここからは、共働き家庭が中学受験をするときのコツを3つ紹介しようと思います。
共働きで中学受験するコツ
- なるべく多くシフトに入っておく
- お弁当は手を抜く
- 夫婦で負担を分担する
順番に深掘りします。
コツ①なるべく多くシフトに入っておく
1つ目のコツは、働ける時はなるべく多くシフトに入っておくことです。
というのも、中学受験では学校見学会や受験当日のために、どうしても休みを取らなければならないことがあるからです。
そんな時、普段から多めにシフトに入っておくと、いざという時に休みを取りやすいでしょう。
難しいかもしれませんが、協力してもらいやすい職場だと嬉しいですね。
コツ②お弁当は手を抜く
お弁当は手抜きで構いません。
遠慮せず冷凍食品や残り物を使いましょう。
もちろん、子供にとっては手作りの方が美味しくて嬉しいでしょうが、他のサポートに手が回らなければ意味がありません。
時間に余裕があるときに、とびきり美味しいお弁当を作ってあげてくださいね!
コツ③夫婦で負担を分担する
「【全11項目】中学受験における親の役割と注意点を体験談も合わせて解説」でも書いていますが、中学受験の親の役割は本当に多いです。
親御さんのどちらか一方が休みを取り続けるというわけにもいかないので、夫婦で協力することは必須です。
よくあるのは、どちらかが中学受験に消極的なケース。
意見の食い違いでケンカばかりだと受かるものも受からなくなるので、必ずよく話し合って2人の意見はそろえておいてください。
共働き家庭の中学受験に関するよくある悩み
最後に、共働き家庭でのよくある悩みにお答えします。
共働き家庭のよくある悩み
- 仕事を辞めた方が良い…?
- ご飯が遅くなるのが申し訳ない
- もっと勉強を教えてあげたい
1つずつチェックしていきましょう。
悩み①仕事を辞めた方が良い…?
思い切って仕事を辞め、お子さんのサポートに徹した方がいいのかという悩みはよく聞きます。
結論から言うと、仕事は続けている方がよいです。
辞めたところで、子供が学校に行っている間に家にいても、できることはほとんどありません。
むしろ収入が減るので、塾のオプション授業や家庭教師に回せる余裕がなくなり、合格に遠ざかるとまで言えるでしょう。
強いて言うなら残業の少ない会社に転職することですが、転職先が今より良い環境とは限りません。
なるべく環境を変えずに、今のままで走り切ってください!
悩み②ご飯が遅くなるのが申し訳ない
仕事で遅くなり、夕飯の準備が遅くなるのを申し訳なく思う親御さんも多いです。
たしかに、夕食の時刻が遅いことで、寝るのも遅くなることもあるでしょう。
そんな時は、以下のように単純な解決策で十分です。
- 冷蔵庫に晩ご飯を入れておく
- 晩ご飯代としてお金を置いておく
- 夜勉強して、朝はギリギリまで寝かせる
小学生とはいえ、中学受験するような子はかなりしっかりしています。
1つ注意してほしいのは、お金を渡す際は、レシートを取っておくように伝えること。
晩ご飯を格安のパンなどで済ませ、カードゲームを買ったりすることがあるので気を付けてください!
悩み③もっと勉強を教えてあげたい
分からないことがあれば、親御さんに聞く子供も多いです。
実際、僕の家庭は共働きとはいえ、母が時間的に余裕があったため、一緒に問題を考えてくれました。
しかし、なかなかそれも難しいですよね。
もっと子供に勉強を教えてあげたいなら、家庭教師を雇うのがおすすめ。
親御さんが付いてあげられない間、受験のプロである家庭教師と一緒に勉強すれば、本番直前での伸びが全く違います。
とはいえ、親御さんがいない家に、子供と家庭教師を2人きりにするのは気が引けるでしょう。
そんな方におすすめなのがオンラインの家庭教師。
対面授業ほどの集中力を期待することは難しいですが、分からないところを質問するだけなら、オンライン指導がピッタリです。
週1のオンライン指導と塾を併用するだけで、爆発的に成績が伸びる子もいるので、ぜひ利用を検討してみてください!
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まとめ:共働きでも中学受験は全く問題なし!
今回は、共働き家庭の中学受験での注意点を解説しました。
私立の小学校受験ならともかく、中学受験は学力のみで判断するため、共働きかどうかなんて関係ありません。
専業主婦でもできることは限られているので、仕事を辞めるくらいなら、しっかり稼いで受験にかけられるお金を貯めておきましょう!
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